かつての大唐帝国の都長安(現在の西安)に行きたいとかねてからの希望をようやく実現したのが、2004年の秋でした。
前回の長江舟行の時には娘が同伴してくれましたが、今回は一人で行きました。数年前の入院での身体の不自由さは昨年あたりからかなり快復していましたので、「まあ大丈夫だろう」と自分では思っていましたが、家族や友人からは心配の声がいくつか、「うーん、とにかく無事に帰ってくることが優先課題だな」と納得して、無理しないように、でも見たいところはできるだけ見てこようという、分かったような分からないような決意で出かけました。
十一月の末という変な時期の出発は、単に仕事の関係と料金が安いという理由でしたが、丁度着いた日には西安が初雪の降った日だということで、北京からの飛行機で移動するのに時間が掛かりましたが、逆に雪景色が見られたというラッキーもありました。
漢詩に登場するあの場所、この場所と行きたい所は沢山あったのですが、一人で勝手にあちこち行けるほどの(体調と中国語の面で)自信がありませんでしたから、結局ツアーに参加して、空き時間に動き回るということにしましたが、それでも楽しく見学できました。
旅行中に撮ってきた写真を紹介させていただきましょう。
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