第2回 世界漢詩同好会総会(二〇〇四年五月十六日)

 『世界漢詩同好会』の第二回総会は、五月十六日に開かれました。
 詩題(今回は『初夏情趣』)と押韻(今回は「上平声二冬」)として、その日までに各国の幹事サイトに投稿された詩を交流し合うものです。

 日本では、この『漢詩を創ろう』のサイトが幹事となり、皆さんの交流詩を集約、掲載します。



 韓国からの総会参加は十三首です。
    年齢順に掲載しています。



[1]
投稿者 龍田 

[初夏情趣]

C和佳節冷如冬,   

鶯不出巣蟻入封.   

浮水落花何處去,   

滿園芳草勝時逢.   

道衰士競科場馬,   

俗薄僧鳴飯後鐘.   

一詠一觴風味足,   

天ヘ吾輩洗塵胸.   









[2]
投稿者 省軒 

[初夏情趣]

詩朋塵外又相逢,   

初夏光華此處容.   

天氣忽晴新雨過,   

禽聲互喚好風從.   

烟霞有帶遙如近,   

山色無非淡似濃.   

誰識尋常吟字句,   

C閑倶是白雲蹤   









[3]
投稿者 桂堂 李永鎬 

[初夏情趣]

和風初夏緑陰濃,   

景色無窮啓塞胸.   

露濕草園花寂寂,   

雨過石澗水淙淙.   

詩心錦軸題佳句,   

酒癖仙家駐短筇.   

老去趣情何處在,   

隨時與友喜相逢.   









[4]
投稿者 一平 趙南權 

[初夏情趣]

昨宵甘雨水淙淙,   

處處江山活有悰.   

芳草拷A方茂盛,   

鶯歌燕語不從容.   

農時適在千金重,   

田舍那堪一刻慵.   

百事無非如稼穡,   

書窓我亦自鞭儂.   









[5]
投稿者 南  丁相豪 

[初夏情趣]

四月南風曳短筇,   

琴朋棋友喜相逢.   

鶯梭碧柳千絲幕,   

雲作虚空萬疊峰.   

遊子豪雄金勒馬,   

採娥嬌態玉芙蓉.   

聲聲布穀催耕稼,   

可見日新科學農.   









[6]
投稿者 敬菴 

[初夏情趣]

初夏氣温冷似冬,   

凌寒新黒x山容.   

麥長沃野農心暖,   

雨歇防堤草色濃.   

柳下始聞鶯喚友,   

簾頭閑看鶴飛松.   

森羅萬象同榮樂,   

剩覺化翁大道庸.   









[7]
投稿者 灘 

[初夏情趣]

番風寒雨冷欺冬,   

初夏煙光警放慵.   

燕燕于飛芳草際,   

鶯鶯巧舌緑陰濃.   

年華荏苒夢中夢,   

俗態崎嶇峰上峰.   

萬事已看碁外局,   

不妨新韻聊相攻.   









[8]
投稿者 C溪 

[初夏情趣]

倏忽經春節隔冬,   

麥秋屆夏盛蠶農.   

壟頭草茂鶯梭柳,   

澗畔煙沈鶴返松.   

遙巘屏圍渾畫境,   

小塘鏡照亦詩供.   

共題網上今逢再,   

宇下騷人誼益濃.   









[9]
投稿者 葛亭 

[初夏情趣]

肇夏吟賓網站逢,   

參商心祝樂相從.   

雨添新轟ト啼鳥,   

風打殘紅拒役蜂.   

燮理行權移赤帝,   

生靈承業貴神農.   

漸長時物濃陰處,   

藉草含杯帶笑容.   









[10]
投稿者 葛亭 

[初夏情趣]

斗柄指南夏景濃,   

吟筵詩軸大開封.   

紅稀蜂蝶三春別,   

緑積鵑鶯四月逢.   

麥穗起浪無水海,   

楊花飛絮不時冬.   

祝融用事桾落,   

耕種淳氓盡力農.   









[11]
投稿者 栢村 

[初夏情趣]

孟夏和辰萬象供,   

雨痕優許慰三農.   

雲峰疊出梅天繍,   

鶯鳥飜飛柳幕縫.   

盡日桾卵コ社富,   

滿郊芳草野香濃.   

山倒翠C江上,   

好笑無妨更少容.   









[12]
投稿者 盲 

[初夏情趣]

已落牡丹新鵠Z,   

晩開芍藥聚紛蜂.   

風飄濶総g桃散,   

雨歇書窓霞彩彤.   

牆外未聞 燥燥,   

簷頭乃見燕嗈 嗈   

悠然帚掃零花片,   

又送此春傷滿胸   









[13]
投稿者 一愚 

[初夏情趣]

南風日至夏初逢,   

百草千花香益濃.   

梅子漸成微細雨,   

天雲多作怪奇峯.   

方當移種田新稻,   

不失深耕野老農.   

萬物繁華皆活動,   

獨吾無振愧疎慵.