作品番号 2026-151
新年即事
曉光暖氣雪村春 暁光 暖気 雪村の春
花發鶯啼柳色新 花発き 鶯啼き 柳色新たなり
淑氣風壽三始 淑気 祥風 三始を寿ぐ
芳筵賀客酒殊親 芳筵の賀客 酒殊に親しむ
作品番号 2026-152
新年
迎歳陽和城外村 歳を迎へ 風和す 城外の村
親朋拜歳叩春門 親朋 歳を拝し 春門を叩く
辛盤椒酒自怡悦 辛盤 椒酒 自ら怡悦す
共醉欣欣人更繁 共に酔ひ 欣欣 人更に繁し
作品番号 2026-153
除夜 一
歳末巷街行客多 歳末の巷街 行客多し
買醪俄聽賣肴歌 醪を買へば 俄に聴く 肴を売る歌
日沈雪落君無急 日沈み 雪落つるも 君急ぐ無かれ
若破銀瓶如夜何 若し銀瓶を破らば 夜を如何せん
作品番号 2026-154
除夜 二
寒林山舎寺鐘遙 寒林の山舎 寺鐘遥かなり
氷雪難融酒易消 氷雪は融け難く 酒は消え易し
爐火醉眠慵不出 炉火 酔ひて眠れば 慵くして出でず
庶幾夢裏訪神霄 庶幾くは 夢裏に 神霄を訪はん
作品番号 2026-155
正旦書懷
寒風凛凛氣C新 寒風凛凛 気清新
鄙老復迎開歳晨 鄙老 復た迎ふ 開歳の晨(あした)
遙拜東天對初日 東天を遥拝し 初日に対す
光千里照人倫 祥光 千里 人倫を照らさん
<解説>
寒さはとても厳しいけど空気は清新
田舎爺は今年も正月を迎えられた
東の空を遥かに拝み 初日に向かってただ祈る
めでたい光が世界中に人の正しい道を照らしてくれるように