2016年の新年漢詩 第1作は 仲泉 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-01

  新年書懐        

再会歓声満草堂   再会 歓声 草堂に満つ

中庭一片吐清香   中庭 一片 清香を吐く

履端唱和恍如夢   履端 唱和 恍として夢の如し

有友生涯老故郷   友有り 生涯故郷に老ゆ

          (下平声「七陽」の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第2作は Y.T さんからの作品です。
 

作品番号 2016-02

  新春即事        

東風催淑気   東風 淑気を催し

小院満芳春   小院 芳春に満たさる

初日梅梢上   初日 梅梢に上れば

花香発襲人   花香 発して 人を襲ふ

          (上平声「十一真」の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第3作は 道佳 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-03

  朝来        

暗然宝寺上傾斜   暗然の宝寺 上る傾斜

除夜鐘声都邇遐   除夜の鐘声 都へ邇遐せん

初日三川流派合   初日 三川の流派合さる

朝明一望拡萌芽   朝明け 一望 拡る萌芽

          (下平声「六麻」の押韻)


  暗闇の中、傾斜がきつい宝寺に登る
  除夜の鐘の音は、遠くに、近くに三都に響く
  初日が上り、桂川、宇治川、木津川の合流の地へ光を注ぐ
  朝が明け一望すれば、春へ向けて萌芽の兆しが広がっている


























 2016年の新年漢詩 第4作は 深渓 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-4

  丙申歳旦口占        

米壽迎春賀   米壽の春を迎へて賀び

未康医藥親   未だ康かにして 医薬親しまず

獨能聊托酒   独り能く聊か酒に托す

醉裡一萍身   酔裡の一萍身

          (上平声「十一真」の押韻)




※ こちらの詩は年賀状としていただきました。
























 2016年の新年漢詩 第5作は 深渓 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-05

  新年書懐        

米年遐算在三元   米年の遐算 三元に在り

麗日曈曈照小軒   麗日 曈曈 小軒を照す

劫後七旬思往事   劫後 七旬 往事を思hi

交感悲喜向誰論   悲喜を交も感ず 誰に向って論ぜん

          (上平声「十三元」の押韻)



「米年」: 米寿。
「劫後七旬」: 戦後七十年・七十一年目


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第6作は ニャース さんからの作品です。
 

作品番号 2016-06

  迎新年        

夫妻異地接三元   夫妻 異地にて 三元に接し、

相酌傾杯空酒樽   相酌し 杯を傾くれば 酒樽を空にす。

酔想女児洋上在   酔ふては想ふ 女児 洋上に在るを、

唯期早日聚家園   唯期す 早日 家園に聚まるを。

          (上平声「十三元」の押韻)


  鈴木先生、私は上海で年越しです。
  毎度のことながらこちらは旧正月なので、全体的には新暦の正月は盛り上がりませんが、さすが国際都市 上海。
  外国人が多いのでカウントダウンは結構 盛り上がります。

  妻が年末に来て、夫婦水入らずですが、海洋大学に行っている娘は、乗船実習で洋上(南氷洋に向っています)での年越しです。
  初めて娘は一人 外での正月、少し感慨もあります。


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第7作は 風雷山人 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-07

  喜迎新春        

初陽淑景望春門   初陽の淑景 望春の門

満椀茶香心自温   満椀の茶香 心自ら温なり

静想幽情偏感謝   静想 幽情 偏に感謝す

暁寒静坐慰傷魂   暁寒静坐して傷魂を慰む

          (上平声「十三元」の押韻)


  いつもお世話になります。
  旧年中はお世話になりました。
  本年も宜しくお願い致します。

  新年の漢詩を作りましたのでお送り致します。
  久々に作詩したので、終日大掛かりな獺祭をやりました。


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第8作は 玄齋 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-08

  喜迎新年        

新年早早養詩魂   新年 早早 詩魂を養ひ

雅會集來至樂存   雅会 集ひ来りて至楽 存す

共待發芽望柳縷   共に発芽を待ちて柳縷を望み

偏窺破蕾訪梅園   偏に破蕾を窺ひて梅園を訪ふ

探春緩歩看花詠   春を探り 歩を緩め 花を看て詠じ

傾酒開心把句論   酒を傾け 心を開き 句を把りて論ず

黃鳥巡枝何處囀   黄鳥 枝を巡りて何れの処か囀らん

吟謳芳信迓和暄   芳信を吟謳して和暄を迓ふ

          (上平声「十三元」の押韻)


新年に早々と、詩歌を作ろうとする気持ちを養い、
風流な集まりに集まって来て、この上ない楽しみがあります。

共に芽を出すのを待って糸筋のように細い柳の枝を仰ぎ見て
ひたすらに蕾を開いて花が咲くのを窺い見に、梅を多く植えている庭園を訪ねていました。

春を探り、歩を緩め、花を看て詩歌を作り
酒を傾け、心を打ち明けて、詩句を取って論じていました。

鴬(うぐいす)は枝を巡ってどこで囀っているのでしょうか。
詩歌で花が咲いた知らせを歌い、暖かい日の光を迎えようとしていました。


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第9作は 亥燧 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-09

  迎新年        

歳暮漸知沈痼減   歳暮漸く沈痼の減なるを知り

歳朝始覚寸心平   歳朝始めて寸心の平らかなるを覚ゆ

和風淑気春粧好   和風淑気 春粧好し

屋上百千群雀聲   屋上百千群雀の聲

          (下平声「八庚」の押韻)


 新年明けましておめでとうございます。
 さて、昨年の暮れには、ちんこの減るのお尻?・・・オジンギャグで不好意思(^^;)。沈痼とは長わずらいのこと。前門の虎ちゃん(前立せん)、後門の狼ちゃん(肛門)に悩まされたここ数年、やっと解放の兆しあり。
 淑気和風、蛇足ですが「淑」は家内の名に、「和」は私の名に入っている字です。
 穏やかな良いお正月になり、沢山の雀がお祝いに来てくれました。(^o^)


























 2016年の新年漢詩 第10作は 一地清愁 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-10

  喜迎新春        

窗花默默綻新春,   

燈草幽幽舊憶深。   

且把流年當釀糯,   

何時何處不芳樽。   

          (中華新韻の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第11作は 春空 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-11

  新年所懐        

鐘聲分歳丙申元   鐘声 歳を分けて 丙申の元(はじめ)

燦燦陽光万戸門   燦爛たる陽光 万戸の門

四海波高倫紀乱   四海 波高うして 倫紀乱る

老残将務利他魂   老残 将に務めん 利他の魂(こころ)

          (上平声「十三元」の押韻)


除夜の鐘が鳴ってひのえさるの歳が明けた。
元朝の朝日の光は遍くを照らすけれど、
世界情勢は厳しく、人の心も荒れている。
高齢者となった自分に問う、他の幸せを願う心はどうなのかと

悠々自適の生活でなくまだまだ社会の役に立って日日を過ごしたいと思っています。


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第12作は 越粒庵 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-12

  迎春        

村郊春意動   村郊 春意動き

鴉影入清穹   鴉影 清穹に入る

曳杖行吟詠   杖を曳いて行くゆく吟詠すれば

声舒瑞靄中   声は舒るし 瑞靄の中

          (上平声「一東」の押韻)


  雪のない正月を迎えました。
  ここまで暖冬だと少し不気味な感もありますが、まずは感謝をもって新年のスタートです。


























 2016年の新年漢詩 第13作は 禿羊 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-13

  平成丙申新春口号        

諸邦争覇蘇張略   諸邦 覇を争ふ 蘇張の略

衆庶忘遵孔孟倫   衆庶 遵するを忘る 孔孟の倫

去歳今年惟一貫   去歳今年 惟だ一貫

小安如例祝新春   小安 例の如く 新春を祝ふ

          (上平声「十一真」の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第14作は 謝斧 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-14

  喜迎新春 一        

山川変改物光暄   山川変改して物光暄なり

天地鮮霊草色繁   天地鮮霊 草色繁し

誰使東皇動梅蕾   誰東皇して梅蕾を動かしめ

破衣病起出茅門   破衣病より起って茅門を出ず

          (上平声「十三元」の押韻)




※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第15作は 謝斧 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-15

  喜迎新春 二        

臘雪初消早暁暄   臘雪初めて消えて 早暁暄に

迎新盥漱白湯温   新を迎え盥漱すれば 白湯温かく

山川麗景梅千里   山川の麗景 梅千里

天地微明春一元   天地微明 春一元

児揚紙鳶遊草野   児は紙鳶を揚て草野に遊び

翁呼椒酒坐茅軒   翁は椒酒を呼んで茅軒に坐す

幸居無事真吾事   幸居にして事無く 真に吾事

老去難牽歳月奔   老去って牽き難し 歳月の奔るを

          (上平声「十三元」の押韻)


「幸居」: 幸生 幸生天下無事時 韓愈文
  偶然の幸運で生きている

※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第16作は 謝斧 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-16

  新年応制詠「人」        

世途自解似萍浮   世途自ずから解す 萍浮に似

仮宿百年千載憂   仮宿百年に千載の憂あり

人為思量易迷路   人は思量の為に 路に迷ひ易く

稟生天地苦労稠   生を天地に稟てより苦労稠し

          (下平声「十一尤」の押韻)


借見寄中隠先生之句而作詩

人生は浮き草のよう
生まれてより百年の間に 千年にも及ぶような憂いをあじわう
人は考える葦というけれど その思量がある為に人生において迷うことが多く
この地上に生をうけてより苦労ばかりで一生を終える



























 2016年の新年漢詩 第17作は 緑風 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-17

  迎新春        

天地新正一草庵   天地新正 一草庵

健康寿命恵恩湛   健康寿命の恵恩に楽しむ

余生幾許無人識   余生 幾許か識る人ぞ無し

古木朽株活路探   古木朽株(後期高齢者)の活路探らん

          (下平声「十三覃」の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第18作は 杜正 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-18

  平成丙申年勅題「人」        

旭日開春放瑞光   旭日 春を開きて 瑞光を放つ

東窓和墨早梅香   東窓 墨に和して 早梅の香り

眼前書信旧人意   眼前の書信は 旧人の意

難忘交遊懐故郷   忘れ難き交遊 故郷を懐ふ

          (下平声「七陽」の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第19作は 東山 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-19

  新春即事        

新曆新陽福壽樽   新暦新陽 福寿の樽

東西南北遍天恩   東西南北 遍く天恩

萬人齊哭巴黎惨   万人斉しく哭す 巴里の惨

世界安寧億兆魂   世界の安寧 億兆の魂

          (上平声「十三元」の押韻)




※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第20作は 岳峰 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-20

  喜迎新年        

歳月古来如水奔   歳月古来 水のごとくはしる

新正自改有姸存   新正自ずから改まり 妍を有して存す

五雲靉靆添幽興   五雲靉靆(あいたい)して 幽興に添ふ

万象風和似至恩   万象風は和らぎ 至恩に似たり

          (上平声「十三元」の押韻)


  今年の穏やかな正月を愛でて作詩しました。
  災害の少ない年であることを祈っています。


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第21作は 叶 水魚(痴凱) さんからの作品です。
 

作品番号 2016-21

  別乾坤        

一夜愧空論   一夜 空論ヲ愧ヅ

平沙少雨痕   平沙 少雨ノ痕

掌中来歴物   掌中 来歴ノ物

知是別乾坤   知ンヌ是レ 別ノ乾坤

          (上平声「十三元」の押韻)




※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第22作は 鮟鱇 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-22

  迎新丙申年 其一        

猿拿銀月我金卮,   猿は銀月を拿(つか)まんとし我は金卮,

醉賞墨花開硯池。   酔って墨花の硯池に開くを賞(め)づ。

莫笑菲才學雅韻,   笑ふ莫かれ菲才の雅韻を学び,

頑軀無恙伴詩思。   頑躯 恙なくして詩思を伴ふを。

          (中華新韻十三支平声の押韻)


 拙作は中華新韻での詩作です。
 転句「學」は平水韻では入声で仄字ですが、入声は現代では消滅しており、第二声に発音する「學」は中華新韻では平声です。


























 2016年の新年漢詩 第23作は 鮟鱇 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-23

  迎新丙申年 其の二        

歳朝夢醒更延年,   歳朝 夢醒めて更に年を延ばし,

詩叟新春涌酒泉。   詩叟の新春 酒泉に涌く。

喜啜屠蘇自吟詠,   喜び屠蘇を啜って自ずから吟詠,

醉顔紅潤似啼猿。   醉顔 紅潤にして啼猿に似る。

          (中華新韻八寒平声の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第24作は 鮟鱇 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-24

  憶少年・丙申迎春醉夢       

猿猴取月,         猿猴(さる)は月を取り,

詩翁啜盞,         詩翁は盞を啜り,

遊魂霞洞。         魂を霞洞に遊ばす。

迎春擅方術,       春を迎へて方術をほしいままにし,

化飛鸞清哢。       飛ぶ鸞の清らかに哢ると化す。

     ○              ○

振羽凌虚飛醉夢,    羽を振ひ虚を凌いで醉夢に飛び,

追悟空、坐雲尋勝。   追ふは悟空の、雲に坐し勝を尋ぬるなり。

天涯共題壁,       天涯に共に壁に題し,

仰蜃樓高聳。       蜃楼(蜃気楼)の高く聳ゆるを仰ぐ。

          (中華新韻十一庚仄声の押韻)























 2016年の新年漢詩 第25作は 酪釜 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-25

  松下微睡        

初日微昇画紫峰   初日 微か昇り 紫峰を画き

凜然寒気悶青松   凜然たる寒気 青松を悶す

眠猫累積為裘褥   眠る猫 累積し 裘褥と為す

正月瑞夢留幾重   正月の瑞夢 留まるや幾重

          (上平声「二冬」の押韻)




























 2016年の新年漢詩 第26作は 押原 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-26

  歳旦偶成        

歳旦風和群雀喧   歳旦風和し 群雀喧し

陶陶酔裡已黄昏   陶陶酔裡 已に黄昏

難民争乱騒然世   難民争乱 騒然たる世

祈願泰平夢想存   祈願泰平わ夢想に存す

          (上平声「十三元」の押韻)




※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第27作は 劉建 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-27

  喜迎新年        

春風吹起北溟鯤   春風吹いて 北溟の鯤を起こし

路未冰凍月下門   路未だ冰凍せず 月下の門

臘日飛來南海鳳   臘日 飛来す 南海の鳳

歳星留犯太微垣   歳星留まり 太微垣を犯す

          (上平声「十三元」の押韻)


 「太微垣」は獅子座と乙女座にかかる星座のことで、歳星、つまり木星は今年の年末まで、このあたりに見ることができます。
 1月9日は「留」という現象で木星はこの場所に一時留まります。
 この木星が太微垣に留まると、気象の異常や殊に行政の転換などが起きると、言い伝えられています。

 参考までに私の愛読書で「開元占経」に書かれている天文現象を参考にして、詩の言葉にしていますが、私の勝手な詩作法としてお許しいただければ幸いです。
 「太微垣」は獅子座の太微右垣と乙女座の太微左垣に分かれており、現在木星は太微右垣にあり、「垣」とは宮殿の庭の様な所ではないかと解釈しています。


※こちらの詩は、世界漢詩同好會への参加詩にもなります。























 2016年の新年漢詩 第28作は 柳田 周 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-28

  歳首        

故里八幡神社祠   故里の八幡神社の祠

元朝祷以泰平詞   元朝 泰平詞を以て祷る

一憂是所公権向   一憂は是れ公権の向く所

不復用兵無背之   復た兵を用ひず 之に背くこと無かれ

          (上平声「四支」の押韻)




※ こちらの詩は年賀状としていただきました。
























 2016年の新年漢詩 第29作は 明鳳 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-29

  正倉院展偶懷        

蘇天平調紫檀弦   天平の調べを蘇らす 紫檀の弦

精緻細工妖且妍   精緻なる細工 妖且つ妍

意匠斬新敷物柄   意匠は斬新 敷物の柄

正倉院展頌聲専   正倉院展は頌声専らなり

          (下平声「一先」の押韻)


 昨年十一月「石川漢字友の会」の奈良研修旅行は「第六十七回正倉院展」見学が研修の目玉の一つでした。

※ こちらの詩は年賀状としていただきました。























 2016年の新年漢詩 第30作は 枳亭 さんからの作品です。
 

作品番号 2016-30

  慶賀新春        

得仰新陽九一爺   

神前恭誦給鎮家   

廻頭萬國未休争   

老健是寶當値嘉   

          (下平声「六麻」の押韻)


 幸いに健康を保ち、目標(百歳)に向かい旅発ちします。

※こちらの詩は年賀状としていただきました。